ごあいさつにかえて


小羊園園長 土屋順一
順一先生
プロフィール
1931年、東京に生まれる。
        アズベリー大学、アズベリー神学校卒業、
        1960年より、単立東京カベナント教会牧師
        翻訳書「戦う使徒ウエスレー」  (福音文書刊行会)
           「地の果てまで」  E.S.ファイフ著  (みくに書店)
           「神の再発見」 A.W.トウザー著 (いのちのことば社)
           「力への道」 A.W.トウザー著 (いのちのことば社)
           「十字架と炎」 ブルース・シェリー著 (聖書図書刊行会)
        著書「人生が虹色に輝くとき」 (東京カベナント教会)1991年
          「夜明けの岸に立つキリスト」 (東京カベナント教会) 2000年




小羊園主任 土屋綾子
綾子先生
プロフィール
         1934年山形県生まれる。 東北大学教育学部卒
         1956年から61年まで教職につく。現在、東京カベナント教会
         附属小羊園主任。世田谷区通所訓練施設のぞみグループ主任。
         民営福祉作業所のぞみ園主任。東京都指定訪問介護事業所
         希望の園管理者。1977年から一貫した教育方針で健常児と
         心身障害児の統合保育を行なっている。なお、同施設は、87年
         に世田谷区心身障害児(者)通所訓練施設として認可され、
         91年10月には世田谷区長より感謝状を授与された。
         一男三女の母。
         著書「ゆたかな心を育てる」 (東京カベナント教会) 1993年
            「愛すべき子らを育てる」 (東京カベナント教会) 1998年 
価値観が多様化する今日、子育てはむずかしいものになっているかもしれません。
多くの情報があふれ、親たちは何を選んでよいのかわからなくなっている状態です。
毎日、心を騒がせる暗いニュースが新聞やテレビ画面を埋め尽くし、将来に希望を
もてなくなっている子供も多いといわれます。いったい、この時代の子供たちにとって
本当に大切なのはなんなのでしょうか?
 
それは「心の港」だと私は考えています。不安になったとき、悲しみにうちひしがれ
たとき、悩んだとき、帰るべき心の拠り所・・・。それは家庭以外にはありません。
子供たちはお父さん、お母さんの愛にあふれた家庭という港を最も必要としているのです。
その家庭が今、崩壊の危機にさらされています。今こそ、子どもたちの「心の港」である
べき家庭を再構築する必要があるのではないでしょうか。
 
その基礎をつくるのが幼児期です。小学校に上がる前のこの時期にこそ、両親との
愛情を確かめあい、信頼関係を育むことが大切です。子供たちと触れ合う時間を
たっぷりととり、子供の愛を受け入れてあげることです。考えてみてください。子供の
一生を考えたとき、成長の中で、ともに過ごす密接な時間は本当にわずかなものです。
 
共働きの家庭も増え、母親の自由な時間も尊重される現代社会において、私たちの
園は時代のニーズにはそくしてないかもしれません。しかし、子供の年代によって、親と
離れてよい適切な時間というものがあるのです。それを見失ってはいけないと思います。
子供たちは「心の港」が確実にあるという安心感のうえに、お友達との関係、また
社会との関係を結んでいきます。
 
私たちはその「心の港」作りのお手伝いをさせていただきたいと考えています。家庭での
親子関係を基本とした上で子供たちをお預かりし、家庭だけではできない子供どうしの
関係作りをサポートし、社会生活に必要な相手への思いやりの心、感謝する心、協調性など
を養っていきたいと考えています。そうした長いビジョンで見た保育の特徴は、卒園した
子供たちが中学生や高校生になったときにも気軽に教師たちを訪ねてきてくれ、悩みを
相談してくれるという事実にも現われていると自負しております。
お父さん、お母さんと一緒になって子供の成長を考え、一人ひとり個性を尊重しながら
大切な幼児期の教育をサポートしていきたいと願っています。